こんなお悩みをお持ちだったりしませんか
上記の問題を解決します。
本記事の内容
- バシネットとは?
- バシネットの利用条件
- バシネット設置場所
- バシネットが利用できるタイミング
- バシネット利用時の注意点
- バシネットのメリット
- バシネットのデメリット
- バシネットの予約方法
- バシネットが予約できなかった場合
- バシネットを予約した後の準備
本記事の信頼性
私は海外渡航歴として25カ国、海外旅行に行き始めて10年になります。
2020年3月現在1歳四ヶ月の娘がいますがこれまで海外旅行には娘を連れて三回行っています。
バシネット席について2度利用をしています。
また娘は生後四ヶ月の時から飛行機にて旅行に連れていっており現在までに9回の飛行機旅行をしています。
なのでその経験が参考になればと思います
この記事を読むとバシネット席の内容がわかるようになり、その後の赤ちゃん連れの旅行の注意点もわかるようになります。
では解説していきます。
バシネット席とは?利用方法、注意点を徹底解説「実際の体験談あり」
バシネット席とは?
バシネット席とは飛行機にて赤ちゃんを寝かせられる簡易型のベビーベッドがついている席の事です。
簡単に言うと新生児用のカゴ型ベッドの事です。
上記の写真様に壁に引っ掛けてもらいます。
バシネットの利用条件
バシネットの利用条件は航空会社によって異なってきます。
例えばANAの場合は年齢制限はなく10キロまで。
またANAの場合利用はバシネットとは呼ばずベビーベット呼びます。
国内線での利用に関しては一部の飛行機を除いて利用できます。
JALの場合は2歳未満、体重10.5キロになります。
またJALの場合国内線でのバシネットの利用はありません。
3歳未満の子供が子供用の航空券を購入した場合(大人の膝上でなく子供用の席を購入した場合)に限りチャイルドシートの利用が可能です。
また上記のJAL、ANA以外にも航空会社は多々ありますが各航空会社によってもだいぶ規定がちがいます。
なので分かりやすい様にいくつかの航空会社のバシネットの規定をまとめてみました。
航空会社 | 制限体重 | 対象年齢 | サイズ |
JAL | 10.5キロまで | 2歳未満 | 77cm×32.5cm×15cm |
ANA | 10キロまで | 年齢制限なし | 85cm×45cm×33cm |
ユナイテッド航空 | 10キロ未満 | 2歳未満 | |
タイ航空 | 10キロまで | 生後6か月未満 | |
シンガポール航空 | 14キロまで | 2歳まで | 76.8cm×29.8cm×15.8cm |
大韓航空 | 11キロまで | 75センチ | 75cm×34cm×22.4cm |
チャイナエアライン | 11キロまで | 2歳未満 | |
キャセイパシフィック | 12キロまで | 生後6か月以上は適さない場合あり | 76.2cm×38.1×20.32cm |
エミレーツ航空 | 11キロまで | 75cm×33cm×22.3cm | |
エアアジア | なし | なし | なし |
ジェットスター | 体重制限なし | 2歳未満 |
バシネット設置場所
バシネットの設置場所は実はどこの席にでもつけられるわけではありません。
前の席とは壁で仕切られる席に設置されます。
なぜかというと壁に引っ掛けて設置するためです。
具体的に上記写真をみていただくと壁に設置してるのがわかりますよね。
なので各飛行機によってもですが設置できる場所は限られているという事です。
バシネットが利用できるタイミング
バシネットが利用できるタイミングなんですが実は搭乗してすぐに利用できるわけではないんですね。
なぜかというと安全なタイミングになってから利用できるんですね。
具体的に言うとシートベルトサインが消えてから添乗員さんがつけてくれます。
なので事前にすぐにつけてくれないって分かっていれば気持ちも楽ですよね。
到着までバシネットをつけてくれない?
実はバシネットは目的地に到着するまでつけてくれるわけではありません。
なぜかという目的地到着前は添乗員も作業が多く忙しくなってくるからです。
具体的に言うと国際線は到着1時間前。
国内線は到着20分まではバシネットが利用できる時間です。
なので目的地に近づいてきたらバシネットから赤ちゃんを下ろす準備を始めましょう。
バシネット利用時の注意点
バシネットを利用する際に注意点があります。
- バシネットの安全ベルトつける
- バシネットの上で遊ばない
上記の通り。
順に解説します。
バシネットの安全ベルトつける
バシネットを利用する際には安全ベルトを必ずつけましょう。
なぜかというと赤ちゃんがバシネットから落ちない為です。
具体的に言うとバジネットは非常に浅い作りになっています。
赤ちゃんが寝た時にスポッとハマるくらいの30センチ程度の深さです。
例えば赤ちゃんが寝てる時と思えば親もリラックスしてハッと目を離したすきに赤ちゃんが寝返りをしたり起き上がったりしたら落ちてしまうかもしれません。
なのでバシネット利用時は安全ベルトを利用しましょう。
バシネットの上で遊ばない
赤ちゃんをバシネットの上で遊ばせてはいけません。
なぜかというと落下する可能性があるからです。
具体的に言うとバシネットの深さは30センチ程度なので赤ちゃんが身を乗り出したりしたら落下してしまう可能性もあります。
非常に危険なのでバシネットはあくまでも赤ちゃんの睡眠用のベビーベッドとして利用しましょう。
バシネット席のメリット
バシネット席のメリットは下記の通りです。
- 子供を寝かせられるので精神的に楽
- 足元が広い席になる可能性あり
順に解説します。
赤ちゃんを寝かせられるので精神的に楽
バシネット席だと赤ちゃんを寝かせられます。
これは親も赤ちゃんも体も気持ちも非常に楽です。
なぜかというとフライト中ずっと抱っこしてるのは大変ですよね。
具体的に言うと一時的にでも赤ちゃんを寝かせられる場所があれば親も一息付けます。
足元が広い席になる可能性あり
バシネット席は足元が広い席になる可能性があります。
なぜかというとバシネットは壁に設置する為に自分より前の席がない為足元も広い席が用意されている場合が多いんですね。
具体的に言うとエコノミー席の最前列です。
上記の写真のような席が多いです。
赤ちゃんも寝かせられるし足元も広々とできるので圧迫感なく飛行機に乗る事ができます。
バシネット席のデメリット
バシネット席利用時のデメリットは下記のとおりです。
- 赤ちゃん連れの家族と隣になる
- 肘掛が上がらない
- 離着陸は足元に荷物を置けない
順に解説していきます。
赤ちゃん連れの家族と隣になる
バシネット席を利用するデメリットは同じ環境の方と重なる可能性がある事です。
具体的に言うと赤ちゃん連れの家族が固まる可能性があるので赤ちゃんが泣きわめいたりと騒がしい席になる可能性があると言うことです。
肘掛が上がらない
バシネット席は肘掛を上げる事ができません。
離着陸は足元に荷物を置けない
バシネット席は足元が広々としてる反面離着時には足元に荷物を置く事ができません。
上記がデメリットになるんですが上記のデメリット部分があったとしてもそれ以上にメリットの方が大きく感じました。
なぜかというと赤ちゃんが寝れるスペースと親の足元が広々としてるからです。
そのおかげで精神的にだいぶ楽に飛行機に乗れる事ができたので赤ちゃん連れにはバシネットはおすすめです。
バシネットの料金と予約方法
結論から言うとバシネットの料金は無料です。
しかしバシネットが無料でも赤ちゃんと海外旅行に行くのに航空券を購入が必ず必要ですよね。
実は赤ちゃんの年齢によって航空券の値段で座席が変わってきます。
- 幼児運賃(2歳未満)
- 大人運賃の10% 座席の利用なし
この場合赤ちゃんの席はなく親の膝上に乗せる事になります。
- 小児運賃(2歳以上12歳未満)
- 大人運賃の75% 座席の利用あり
この場合は大人と一緒で一席確保する必要がでてきます。
上記の様に年齢によって航空券の値段も変わってきますので注意しましょう。
バジネット席は航空券を購入した後に航空会社に電話をしてバジネット席の利用申出をするだけです。
席が空いていればバジネット席に変更してくれます。
追加料金はありません。
バシネットが予約できなかった場合
バシネットが事前に予約できなかった場合にも諦めずに当日チェックインする際にバシネット席が空いているか確認しましょう。
なぜかと言うとキャンセルがでていたりするかもしれません。
なので諦めずに確認してみましょう。
バシネットを予約した後の準備
バシネットの予約ができたらあとは楽しい旅行を待つだけですね。
しかし赤ちゃん連れの旅行には事前に知っておいた方が良い事や準備があります。
なぜかという赤ちゃん連れの旅行は思い通りにいかない事も多くトラブルが起きやすいからです。
具体的に解説していきます。
- 授乳用のケープの用意をする
- 飛行機内でのオムツ替えは大変
- 耳抜きのタイミングが大事
- 持ち物をしっかり準備する
- 海外旅行保険の準備
上記の通り。
順番に解説します。
授乳用のケープの用意をする
赤ちゃんと海外旅行に行くのに授乳用のケープ、ストールは必須です。
なぜかというと授乳室などがない時に重宝するからです。
具体的にいうと飛行機の離陸の際に気圧の変化で赤ちゃんの耳抜きが必要になりますがおっぱいも飲ませる事によって耳抜きの効果が得られるからです。
飛行機の離陸のタイミングでケープがあれば回りに見られずに授乳ができるので非常に便利です。
私達も実際に毎回利用していたおかげで離陸時に赤ちゃんが泣きわめく事がありませんでした。
飛行機内でのオムツ替えは大変
飛行機でオムツを変えるのって実はとても大変です。
なぜかというと飛行機のトイレはかなり狭いからです。
具体的に言うと本来は大人一人が利用する空間でオムツ替えをしないといけないからです。
夫婦二人でって事はかなり厳しいです。
解決策の一つとして添乗員さんに一声かけるとトイレ内にあるオムツ交換台を用意してくれるので添乗員さんに一声かけましょう。
オムツ交換台があればなんとか交換できます。
耳抜きのタイミングが大事
飛行機離陸時の赤ちゃんの耳抜きがとても大切です。
なぜかというと赤ちゃんは自分で耳抜きができないからです。
具体的に言うと耳抜きに失敗するとかなりの時間泣きわめいてしまいます。
ここでポイントなのが耳抜きをするには授乳をしたりお水を飲んだりとになるんですが我が家は授乳をしていました。
最初に失敗したのが飛行機が離陸体制に入ったと同時に授乳をしていました。
しかし飛行機はなかなか離陸しないのです。
なので実際の飛び始める前に赤ちゃんが飲み終わってしまったのです。
なのでおすすめは滑走路に入り直線で加速するくらいからの授乳がベストです。
これが一番スムーズにいくタイミングでした。
持ち物をしっかり準備する
赤ちゃんと海外旅行に行くのが決まったら持ち物を揃えないといけません。
例えば初めての赤ちゃん連れの海外旅行だと何を持っていけばよいか分からないですよね。
現地についてあたふたしないようにしっかりと準備をして安心して旅行に行きましょう。
赤ちゃん連れの海外旅行の必要な持ち物については「赤ちゃんと海外旅行の持ち物」失敗せずに安心で旅行できるリストで具体的に解説しています。
海外旅行保険の準備
赤ちゃんと海外旅行行く際に保険はどうしようって悩みますよね。
結論から言うと赤ちゃんの海外旅行保険は必ず用意しましょう。
なぜかというと赤ちゃんはちょっと事でも体調を崩しやすく、異国で病院に行く際に保険未加入の場合に高額の治療費を払う必要があるからです。
赤ちゃんの海外旅行保険の必要性と準備については赤ちゃんは海外旅行保険は必要?保険料金を最安値にする方法にて具体的に解説しています。
まとめ
ここまでバシネットについて徹底的に解説してきました。
簡単にまとめるとバシネットは赤ちゃん用のベビーベッドで無料で利用できる。
デメリットもあるがそれ以上にメリットがある。
しっかりと事前に調べておけば安心できるので楽しい旅行にしましょう。
ではこの辺で。